ご飯粒を残すな

タツオです。

タツオが若かったあの時代と比べると、ずいぶん恵まれた世の中になりました。

みなさんはご飯粒を残さず食べてますか？

これね、正式に決まっておりまして、残していいのは2粒までです。

2粒でしたら、まあ、全部食べようとした結果少しミスった、というごまかしが効きます。

3粒以上残すと、意図的にご飯粒を残す奴、というレッテルが貼られます。

米を無駄にするとお百姓さんがどうの、などとは言いません。

そんな使い古された下らない話をここで記してしまうのはダサいですもんね。

もちろんタツオはそんなダサいことしませんよ！

この国では、ご飯粒を残さないで綺麗に食べる癖をつけておく方が、何かと優位に暮らしていけるシステムが確立されております。

それは、氷が融けて水になる、ということと同様に、この国における決定事項です。
逆らえません。

ご飯粒を残すとどうなるのか

育ちが悪いと感じられます。

上司との会食、彼女の実家で頂くご飯、大事なところでご飯粒を残してしまったが為に、あと一歩のところで出世が遠のいたり、結婚が出来なかったりと散々な結果になります。

あと一歩、というのが悔しい。

その悔しさから自暴自棄となり、酒、女、博打に溺れ、あなたの人生は狂い、一生うだつが上がらないことになるでしょう。

こうなってしまうともはや挽回するのは難しい。

唯一の趣味の、SNSやヤフコメでの芸能人叩きにどうぞ精を出してください。

元はといえば、ご飯粒を残したからです。

逆に、ご飯粒を残すことで、得られるチャンスもあります。

仮にあなたが、ご飯粒を残しまくっていそうな、ビッチなあばずれ女を街でひっかけたとしましょう。

ご飯粒を残さず綺麗に食べる所を見せてしまうと、みみっちい奴、と思われて期待のワンナイトラブに持ち込めなくなってしまいます。

まあ、ビッチなあばずれ女と食事するならお米を出すお店ではなく、どうせ粗悪な油がふんだんに使われているような、ジャンクフード店でしょうけど。

食後にセルフでトレーを片付けるような店でしたら、食い散らかしたゴミをそのままテーブルに放置して店を出ましょう。

小さなことは気にしない、大きな男、と思われて尊敬されることでしょう。

相手のレベルまで自分を下げることが大切です。

いかがでしたか。

たかがご飯粒、されどご飯粒。

あなたの一生を左右する、それがご飯粒です。

そもそも、米を無駄にするとお百姓さんに怒られますよ。